【お灸って何?】

2023年12月05日 12:00
カテゴリ: 鍼灸マッサージ

こんにちは、大田区大森・山王エリアで鍼灸マッサージを行なっております。
山王はりきゅうマッサージ処りゅうしん堂の大西です。
ブログをご覧いただきありがとうございます!

前回は鍼について話していきました。
何となく鍼についてイメージしてもらえたでしょうか?

今回はお灸(きゅう)について話していきたいと思います!
お灸またはやいとと呼ばれます。
お灸といえば、言うことを聞かない子をしつけるときに「お灸をすえる」と言うように、嫌なのも、怖いのものとイメージしがちですが、最近ではセルフケアでお灸をする人が増え、心地がいいもの、身体にいいものというイメージに変わってきてるのではないでしょうか?

お灸って何からできてるの?

そもそもお灸は何からできているのでしょうか?
正解は



モグサからできています!
そう言われても今度はモグサって何??となりますよね 笑
モグサはヨモギからできています。
ヨモギはキク科の多年草で意識してみると結構いろんなところに生えています。
(ヨモギとえば草もちが美味しいですよね)

ヨモギの写真

ヨモギの写真

ヨモギの全てがモグサになる訳ではなく葉っぱの裏の白い毛(毛茸)がモグサになります。
乾燥させて、すりつぶし、ふるいにかけて、毛茸を集めモグサにします。
葉っぱの裏の毛を集めて使おうとはじめに考えた人はすごいですよね 笑

モグサの写真

モグサの写真

お灸の種類は?

お灸には大きく分けて直接灸と間接灸があります。
直接灸とはモグサを直接皮膚に置いて施術する方法です。
りゅうしん堂では逆子改善の逆子の灸などで使うことがあります。

間接灸とはモグサを直接皮膚に置かない方法で、りゅうしん堂では紙の台座の上にお灸がのっている台座灸を使用しています。
皮膚とお灸の間に紙が挟まっているので熱くなりずらくセルフケアなどにも使いやすいお灸になります。

直接灸と間接灸の写真

とはいえお灸は熱そうでコワイ…

お灸と聞くと「熱い!」というイメージですよね。
確かに直接灸などは熱くなりやすいですが、間接灸は直接皮膚に触れていないので温かく心地よく感じることが多いです。
現在は一般の方でもお灸が買えるようになっています(今は火を使わないお灸もあります!)
セルフケアとして一度試してみるのはいかがでしょうか?
りゅうしん堂ではセルフケアのアドバイスも行なっております。
お気軽にお尋ねください!

りゅうしん堂 大西

参考:寺澤佳洋『鍼灸のことが気になったらまず読む本Q&A89』中外医学社、2022

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