こんにちは、大田区大森・山王エリアで鍼灸マッサージを行なっております。
山王はりきゅうマッサージ処りゅうしん堂の大西です。
ブログをご覧いただきありがとうございます!
たまにテレビで水泳や相撲を観ていると、丸い内出血のような痕がついている人を見かけることがありませんか?
実はあれ、吸玉の痕なんです。
吸玉または吸角(きゅうかく)、カッピングといわれる治療方法です。
中国で古くから行われている治療方法ですが、古代エジプトや古代ギリシアの文献にも載っており昔からかなり広い地域で行われてきました。
鍼灸やマッサージと違い民間療法なので吸玉をするのに資格は必要ありません。
コップのような吸玉を皮膚に密着させ、吸玉の中を減圧し皮膚を強く吸引する。
ガラス製やプラスチック製のものがあり、りゅうしん堂ではガラス製のものを使っています。
鍼は刺すことで、マッサージは押すことで身体を刺激して症状を改善していきますが、吸玉は吸うことで症状を改善していきます。
吸玉以外で吸われるという経験はなかなかすることがないと思います。
不思議な感じがするのでぜひ一度お試しください😊
皮膚を吸うことで血流を改善する効果があります。
またリンパの流れも良くなるので免疫力も高くなると言われています。
全身のめぐりが良くなるため様々な症状に効果がありますが、老廃物を流すデトックスという意味で美容への効果も期待できます。
一番気になるのはここかもしれません。
吸玉をしたら丸く痕が残ります。
吸う強さによっても痕の残り方は変わりますが、一番は身体の状態によって変わります。
血流が悪い人、流れが悪い部分ほど色が濃く紫色になります。この痕は吸玉を続けることで血流が改善し、出づらくなっていきます。
吸玉は症状の改善だけでなく痕の色をみることで身体の状態を診るのも使うことができる一石二鳥の方法なのです。
※この方は血流の滞りがなく痕があまり出ていませね、滞りがひどい方はもっと紫色になります。
りゅうしん堂でははりきゅう総合施術の中で吸玉療法も行なっています。
吸玉だけ試しに受けてみたい!というご要望も受け付けていますのでお気軽にご相談ください。
一度受けると意外とハマる人が多い吸玉、この機会にぜひお試しください😊
りゅうしん堂 大西
参考:兵頭明『徹底図解東洋医学のしくみ』新星出版社、2012
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