【西洋医学と東洋医学の違い】

2024年04月09日 12:00
カテゴリ: 東洋医学

こんにちは。
京浜東北線「大森駅」から徒歩10分、大田区山王で鍼灸マッサージを行なっております。
山王はりきゅうマッサージ処りゅうしん堂の大西です。
ブログをご覧いただきありがとうございます!

以前ブログの中で西洋医学と東洋医学の違いは目線の違いだと言いました。

今回はその目線の違いとはなんなのかについて話していきたいと思います。

そもそも西洋医学、東洋医学ってなに?

西洋医学とは欧米で発展してきた医学であり、現代医学とも言われています。
普段、病院へ行って受ける治療をイメージしてもらえばいいと思います(レントゲンを撮ったり、血液検査をしたりして、その結果によって薬が処方されるなど)

では東洋医学とはなんでしょう?
広い意味ではヨーロッパから見た東洋、つまりトルコより東で発展した医学全般を指します。
また狭い意味では中国伝統医学とそこから発展していった治療法を指す事がります(鍼灸、湯液、気功、導引、按蹻など)
※西洋医学、東洋医学は正式な医療用語ではなく俗称のため、意味や使い方が異なる場合があります。

ミクロの視点とマクロの視点

西洋医学、東洋医学についてなんとなくわかったところで目線の違いとはどういうことでしょう?
それはそれぞれの学問的な基礎の違いによります。

西洋医学の学問的な基礎は自然科学で、分析的な考え方を基本としています。
東洋医学の学問的な基礎は自然哲学で、調和や平衡を重視する傾向があります。
つまり細胞や遺伝子などより細かくみていくミクロの目線か、身体や環境まで含めた全体として大きくみていくマクロの目線かの違いとういことです。

ミクロの視点とマクロの視点

同じものを違う目線で見ているだけなので、どちらがいいとかどちらが優れているというものではありません。
得意不得意があったり、合う合わないがあるだけで、病気や患者さんの状態によってより患者さんのためになる方を選択していけるのがベストだと思っています。

そのためりゅうしん堂では西洋医学、東洋医学の二つの考えを取り入れながら施術を行なっています。
ぜひ一度お試しください!

りゅうしん堂 大西

参考:教科書検討小委員会著『新版 東洋医学概論』医道の日本社、2015年

疑問やご質問がありましたらお気軽にご連絡ください😊
公式LINEで質問受付中!

友だち追加
記事一覧を見る