鍼灸でみる【アレルギー性鼻炎】〜西洋医学編〜

2025年03月26日 16:00

こんにちは。
京浜東北線「大森駅」から徒歩10分、大田区山王で鍼灸マッサージを行なっております。
山王はりきゅうマッサージ処りゅうしん堂の大西です。
ブログをご覧いただきありがとうございます!

アレルギー性鼻炎とはくしゃみ、鼻水、鼻閉の3つの症状がメインの疾患で、病名で言えば鼻過敏症、鼻アレルギー、花粉症などがあります。
アレルギーのせいで年中鼻炎に困っている方もいるのではないでしょうか?
今回はそんなアレルギー性鼻炎の鍼灸施術について西洋医学の視点から見ていきたいと思います。

アレルギー性鼻炎で困っている人

アレルギー性鼻炎に対する鍼灸の研究

アレルギー性鼻炎については世界でも多く研究がされています。

○鍼と偽鍼を比べた研究

オーストラリアでは通年性アレルギー性鼻炎(16〜70歳、80例)を対象に、鍼と偽鍼に分けて調べた研究が行われました。
8週間の施術とその後12週間の追跡期間を設け調査すると、8週間の施術後も12週間の追跡期間でも鍼の方が効果があるとの結果でした。

○通常の治療と通常の治療に鍼施術を合わせた2群を比べた研究

ドイツで行われたアレルギー性鼻炎の患者さん5237名を対象にした研究では通常の治療と通常の治療に鍼施術を合わせた2群に分け3ヶ月施術を行いました。
3ヶ月の施術後、さらに施術終了から3ヶ月後に調べると両方とも鍼施術を合わせた方が効果があることがわかりました。

このように鍼灸施術がアレルギー性鼻炎に効果がある可能性が示唆されています。
ただ他の研究では鍼と別の施術を比べると、両者に差はなかったとの結果もあり、まだ解明されていないことも多く今後の研究発展が期待されます。

アレルギー性鼻炎改善のメカニズム

改善のメカニズムにはいくつかの作用が考えられています。

○免疫調節

免疫に関わる細胞のヘルパーT細胞にはTh1細胞とTh2細胞の2種類があります、この2種類のバランスが乱れるとアレルギーの原因になることが知られています。
Th2細胞がよく働くとIgE抗体が作られやすく、その結果アレルギーになりやすくなります。
鍼灸施術を行うことでこの2種類のバランスが調節されアレルギーを抑制していると考えられます。

○鼻粘膜の過敏性抑制

アレルギー性鼻炎の患者さんの鼻粘膜は刺激に対して過敏になっています。
鼻粘膜の過敏性は自律神経の影響も受けており、花粉が少なくてもアレルギー性鼻炎の症状が強い場合は自律神経の関与が大きい可能性があります。
鍼灸施術を行うと自律神経を調整することができることから、アレルギー性鼻炎を抑制できると考えられています。

いかがだったでしょうか?
りゅうしん堂では東洋医学と西洋学の二つの考え方を合わせて施術を行っています。
まずはお気軽にご相談ください。

りゅうしん堂 大西

参考:川喜田健司、矢野忠著『鍼灸臨床最新科学』医歯薬出版株式会社、2014年

※研究の結果が必ず正しいわけではなく個人差があります。また違うアプローチの研究や違う結果になる研究が出ることもあります。日々新しいことが発見されており理論が変わる可能性もありますのでご注意ください。

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