暑くて寝苦しいのは陰虚かも!?

2025年08月16日 18:00
カテゴリ: 東洋医学症状

こんにちは。
京浜東北線「大森駅」から徒歩10分、大田区山王の鍼灸マッサージ院りゅうしん堂の大西です。

最近は夜も暑くて寝苦しいですよね🥵
寝ている間に熱中症になってしまうこともあるので、エアコンをうまく使うなど寝室の環境を整えておくことは大切です。

でも、そうやって環境を整えているのに

✅寝汗をかいく
✅のぼせる
✅手足がほてってしかたない

など症状がおさまらない場合、陰虚になっているかもしれません!

暑くて寝苦しい女性

陰陽のバランスが大切

人の身体における陰陽とは陽気と陰液でありこの2つがバランスをとっていることで健康が保たれています。

・陽気(気):身体を温める、動かす力
・陰液(血、津液、精):身体を冷ます、潤す力

このうち何らかの原因で陰液が減少してしまうと冷まし潤す力が弱くなり、相対的にほてりなど熱症状が出てきます。
その状態を陰虚と呼びます。

陰虚になりやすい3つの原因

ではなぜ陰液が減少してしまうのか?
大きく分けると3つの原因が考えられます。

①水分摂取量が少ない

まずは自分が1日にどのくらい水分を取っているのか知ることが大切です。
目安としては1.5〜2ℓ、普段きにしていないと意外に飲んでいないことも…
またジュースやアルコールを多く飲んでいる人は、取っているつもりでも身体に必要な水分が確保できていない可能性があるので注意しましょう。

②胃腸の不調で水分をうまく吸収できない

摂取した水分は胃腸(脾)の働きで身体に必要な津液などに変化します。
胃腸が弱っていると、いくら水分をとってもうまく津液として吸収できず陰液が不足してしまいます。
ちゃんと水分をとっているのに陰虚になっている人は胃腸の調子が悪くなっているかもしれません。

③身体から過剰に水分出てしまっている

汗を大量にかく、トイレが近い、そんな状態が続いていると水分が過剰に失われている可能性があります。
また陰液には血も含まれるため、女性の場合は生理中の出血が多いことでも陰液が減りやすく意外な原因になっていることがあります。

陰虚の症状はかたよりが特徴

陰虚は身体を冷ましたり潤す力が弱くなっているため、相対的に熱症状が出やすくなります。
よくみられる症状は次の3つです。

✅寝汗
✅のぼせ
✅ほてり

また、夕方〜夜に症状が強くなる、起きると治るなど時間的かたよりがある。
ほてりなどは全身でなく、手や足などに部分的かたよりがあるのが特徴になります。

いかがでしたか?
これだけ毎日暑いと寝苦しいのも無理ありません😓
まずは睡眠環境を整えることが大切です。
ひとつの目安としては次の4つを気にしましょう。

✅室温は25〜26度。
✅エアコンはタイマーなどで途中で切らず、朝までかける。
✅エアコンの風が直接当たらないようにサーキュレーターなどを活用する。
✅布団はしっかりかけるようにする。

それでも寝汗やほてりが出る場合は陰虚の治療が必要かもしれません。
気になる方はお気軽にご相談ください。

りゅうしん堂 大西

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